PLATINUM【貴金属地金】


ジュエリーやアクセサリーの宝飾品の素材にも使われている地金の種類のひとつである「PLATINUM(プラチナ)」についてまとめてみました。

 

 

地金 じかね / じきん

宝飾品や貨幣などの素材として、熱で溶かし加工して使われる「金」や「銀」などの金属のこと。

 

 

プラチナ platinum

日本では「白金」とも呼ばれ、貴金属の中で「最も希少な貴金属」なのでとても高価。熱に強く、変色やサビになりにくいなどの特徴から「不変の愛」を象徴するいわれ、「ブライダルジュエリー」の素材としても不動の人気がある。元素記号は「Pt」。

 

 

 純度 karat / K 
純度とは、プラチナの含有率のことで、製品の中にどのくらいの割合で純プラチナが含まれているかを表している。

 
 合金 
純度が高いと、貴金属としての価値や輝きの美しさという点では優れているが、純プラチナはとても柔らかく伸びやすい性質を持っているので加工がしにくく、型崩れしたりキズつきやすいといった弱点がある。

そこでパラジウムやルテニウムなどの金属を混ぜ合わせることで、強度を高めそれらの欠点を補われている。

 
 割金 わりがね 
貴金属は、純度が高いほど柔らかく、ジュエリーの細工や加工には向いていないため、硬さなどを補うために「パラジウム」や「イリジウム」「ルテニウム」などのほかの金属を混ぜ合わせた合金を用いて、様々な装飾品がつくられている。その混ぜ合わせる金属のことを「割金」という。

 

 

Pt 1000

Pt 1000 = プラチナの純度 100%を意味するのだが、実際には100%のプラチナは存在せず、「99.95%の純度」が限界なのだそう。だから本来は「Pt999」と表記されるのが正解らしい。

プラチナは、とても柔らかく伸びやすい性質を持っているため、キズつきやすく加工がしずらいので、ジュエリーには適していない。また、プラチナ自体は黒みがかった白色なので、ジュエリーとして仕上げる場合、ロジウムメッキなどで表面をコーティングされている。

 

 特徴 
柔らかくキズつきやすい
熱に強く溶けにくい
サビない
変色しない
重い
黒みがかった白色

 

 

Pt 950

純プラチナ 95% + 割金 5%(パラジウム、ルテニウムなど)のプラチナ合金。
海外の製品は、「プラチナジュエリーを名乗るならpt950以上でなくてはならない」という規定があるので、国外の高級ブランドははPt950でつくられている。

 

 特徴 
加工しやすい強度がある
粘性があるため変形する可能性がある
サビにくい
変色しない

 

 

ハードプラチナ

pt950は合金とはいえ、純度が高いので変形する可能性がある。その柔らかさを補うために、「ルテニウム」という金属をpt950に少量(2%くらい)混ぜ合わせることで強度が高くした。これを「ハードプラチナ」という。

 

 

しかし、ルテニウムを混ぜたpt950は硬くなるので、金属を流し込むときに空気の気泡が残りやすく、その後のトラブルの元となってしまう欠点もある。

 

 

Pt 900

 純プラチナ 90% + パラジウム 10%の プラチナ合金 
日本では、最もポピュラーなプラチナ合金で、パラジウムはプラチナとの相性も良く、冶金的な相性が非常に良いため全組成で溶けあことで知られている。合金とはいえあまり硬くならないため、キャストや細工用に多く用いられている。

 

 純プラチナ 90% + パラジウム 7% + ルテニウム3%の プラチナ合金 
プラチナに少量のルテニウムを加えると硬さが増すので、この合金は(鋳造用に用いられることが多い。

 

 純プラチナ 90% + パラジウム 7% + 銅3%の プラチナ合金 
プラチナに少量の銅を加えると硬さが増し、この合金は切断が必要なリングや細工用の素材として用いられている。

 

 特徴 
加工しやすい強度がある
粘性があるため変形する可能性がある
サビにくい
変色しない

 

 

Pt 850

純プラチナ 85% + 割金 15%(パラジウム、ルテニウムなど)のプラチナ合金。
一般社団法人日本ジュエリー協会は、「プラチナジュエリー」と呼称できるのは、Pt850 以上と定められており、ネックレスチェーンなどの素材として使われることが多い。

 

 特徴 
加工しやすい強度がある
サビにくい
変色しにくい

 

 

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